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フランスに修行してた時のチン事件やその当時のニュースなど綴っていきたいと思います
最初は、まじめに紹介しましょう

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1982年の初夏 
僕は、フランス ケスタンベールの駅に立っていた
この町は、人口2万人ぐらいのフランスの片田舎で、パリのモンパルナス駅からルマンまで
行き、そこから単線の電車に乗り換えるのだ。(日本でも田舎に行くと2両ぐらいの電車が走っているものと
同じだ。 パリから4〜5時間かかるとこだったと思う

なぜフランスに来たのか?
というと、その頃ぼくはフランス料理のコックとして東京で何軒か働いたが、
どうしても「フランス料理をフランス人に食べてもらいたい」という気持ちと、自分自身がフランス料理を語るなら
「現場を知れ」という天の声が僕にささやいたからだ。

ホテルドブルターニュという名のレストランで、今ていう箱根にあるオーベルジュの料理店みたいなとこだった。
10個の寝室があり、夏のバカンスの時などは、ほとんど満室の状態が続く
当然、僕らコックは7.8月は休みなしで、朝から夜遅くまで働くことになる
調理場のスタッフ6名 洗い場1名 ホールスタッフがマダムを先頭に7名 ホテルスタッフが5名の合計19名で
ホテルドブルターニュを動かしていたのだ
一日100名前後のお客さんの食事を作り、「おいしかった」と言う満足感だけのためにぼくらは働いた。
ただ、休みはなかったが、午後2時〜5時までは中抜けで休憩時間があったのだ
その時間が何より好きだった。
近くにあるカフェに行き、ドゥミパナッシェ(ビールとスプライトを半々で割ったもの)を飲んだり、仲間と話したり
寮に戻って、掃除 洗濯と主婦したりした。

ホテルドブルターニュのシェフの話を紹介しよう
シェフ兼オーナーはジョージぺノー氏だ。
最初にシェフを見たとき、「日本人みたいだな」と思った
なぜなら、身長175cm 中肉中背で白髪まじりのちょっとナイスなおやじって感じで、東京にもいそうな感じだった。
片言の日本語で「コンニチワ」って言ってくるし・・・

その頃フランスのグランドシェフ達は、こぞって料理本を出版するのが流行っていた。
日本でも買えたが、すごく割高で、ぼくはパリで何冊か買うことにした。
ホテルドブルターニュ(2ッ星)のシェフ、ジョージぺノー氏も流行りにあやかってか? は知らないが本を書いていた

それが「La cuisine reflechie」だ

僕が作った料理もいつくか載っていて、写真におさまっている
記念にシェフにサインしてもらったのがこの本なんだ。
ぼくにとっては、フランスでの一番のお気に入りになった料理本である。 
                                                     
                                                     

1982〜1983  ブルターニュ時代


つづく
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